出版社/著者からの内容紹介
記憶が80分しか持続しない天才数学者は、通いの家政婦の「私」と阪神タイガースファンの10歳の息子に、世界が驚きと喜びに満ちていることをたった1つの数式で示した…。頻出する高度な数学的事実の引用が、情緒あふれる物語のトーンを静かに引き締め整える。著者最高傑作の呼び声高い1冊。
小川洋子さんはまだ2冊目。ちなみに最初に読んだのは「偶然の祝福」。読んだ当時高校1年とかだった気がするからそれ以来ずっと小川さんの小説を読んでいなかったことになる。べつに「偶然の祝福」が気に入らなかったわけではないと思うのだけど・・・。ただ、少し不気味だった印象がある。
さて、そして超有名作品の「博士の愛した数式」。これ第一回本屋大賞なのね。
ちなみに2009年は告白、2010年は天地明察でした。
第一回というと2004年。結構前だなぁ。
個人的に、数学は苦手、なのだけど、博士が語る数学はまさに夢の世界でした。そこで語られるものは「難しい」という言葉すら思い浮かばないくらい自分が見てきた数字の世界と違っていた。
行間を読む、ということをしなくても優しさと、悲しさがあふれてくる小説。
ぜひ、博士に会って自分の誕生日やら靴のサイズやらに秘められた秘密を聞いてみたいものです。
そうじゃなくても、自分で調べてみようと思ってしまうのだけれど。
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